機械化された生活か、自然な生活か

好対照な家具

東京などの都会に住んでいると何かと見かける家具のデザインがある。新宿や渋谷などを始めとした大都市のマンション、大体月々20数万円前後も掛かるところなどで内装から雰囲気を出している物件もあるが、そういったマンションでもアジアン家具は十二分に利用することが出来る。アジアン家具の魅力は和洋に関係なく、部屋のインテリアに飾れる点だが、そういう部屋にはどうして同じ特色の家具で統一したいと考えている人もいるだろう。現代風な住まいには何といっても『モダン家具』という、現代ならではのデザイン性を取り入れた、現時代だからこそ表現できる家具を気に言っている人もいるだろう。

改めてモダン家具を説明すると、現代的で都会的な印象を壊さないようにしつつ、シンプルに機能的な要素が組み込まれている家具のことを指しており、基本的な家具の色は白と黒といったモノトーンを基調としているところに、この家具の魅力が込められている。だからこそアジアン家具のようにブラウン系の色を特色とした商品が多く存在している家具には、モダン家具との融合された空間を楽しむことが出来る。機能的且つ、装飾として無駄に派手過ぎないところなども相まって、多くの人に好まれている。

お互いの特徴を考えると実はそれほど違いは無いように見えるが、そういう点だけで見れば大きな違いを生み出している。ただその違いがあってもなお、それぞれの特徴を殺す事無く融和して、万能性の高いアジアン家具の魅力を逆に引き出してるとも取れるモダン家具とは何なのかを考察してみる。

正反対の素材を利用している

モダン家具とアジアン家具を分けている決定的な違いといえば、先にも紹介したアンティークに出てきた『自然か人工か』といった点だろう。この点で言うならばモダンとアジアンは決して相見えることは無いのかもしれない、どんな違いが生み出されているのかだが、やはりそれは『ガラスや金属を始めとした無機的な素材』を利用しているというところだろう。もちろんアジアン家具でもそれは利用しているが、中には全く使用していない家具が作られることもあるため、究極的ともいえる人間の技術によって自然素材だけで作り上げた芸術作品が誕生することもある。

一方でモダン家具として広く流通している商品を観測してみると、木材を使用していることもあるが基本的にガラスなどを多用して構成しているのがモダン家具の特徴だ。それこそ現代の、都会暮らしを連想できるインテリアとして誕生した。ここで良く考えて見ると、モダン家具とはいわば都会に対して皮肉めいた意味が込められているのかもしれない。いつの間にか人々は木材といった自然の力を借りながらも、人間が生み出した産出品を構築することによってそれまでになかった暮らしを実現させていると主張しているとも取れる。ただ本質的な問題として、人間が自然環境から独立して生きていく事は不可能であって、常に自然に依存しながらの生活をしなければならない構造は覆せていないわけなのに、モダン家具からはまるで自分達の力だけで生存していけると、そんな思惑を感じようと思えば感じられる、いわば人間のエゴが込められた家具なのかもしれない。

しかして人間が今の生活からよりよく、今よりもその一歩先の生活を求めるのはある意味当然のこと。それこその科学の力といった言葉を使うとしっくり来る。アジアン家具は自然という壮大な存在を決して蔑ろにする事無く最大限利用し、モダン家具は現代の都会で生活する人間達の様子、それをモノトーンで表現することで無機質な空間を形成している様は、人間の自分勝手さを表現しているともいえる可能性が出てくるだろう。

余計な飾りを使用していない

ただ面白いことに、全く正反対の性質を持っているアジアン家具とモダン家具だが、奇妙な共通点も生まれている。それは家具として構成されている要素の中で無駄な飾り気は導入しないという点だ。アジアン家具は自然さを全面的に表現するため、人工的な素材はなるべく抑えるように構築されており、モダン家具に関してはモノトーンを基調としているためそこに豪勢な飾りなどを組み合わせてはデザインという観点から本末転倒とも言える要素で台無しとなってしまうため、無駄な豪華さは省いている。ただモダン家具にしても、アジアン家具にしても後付された美しさではなく、素材やデザインなどを最大限生かして、特徴から引き出される最大限の先天的な美しさが生まれている点は、芸術作品の極みともいえる境地だ。

モノトーン、白と黒の二種類を基本カラーとして使用しながらも、組み合わせ次第で華美さを演出することが出来る。アジアン家具も使用している木材が持っている美しさを加工次第で何倍にも引き出すことが出来る上、キチンとメンテナンスし続けていれば長年使用することも出来る上、新品には無い古風ならではの変化する美しさが生え渡る秀逸した作品だ。

アンティーク家具に見られる洗練された技術と知識によって見た目にも、利便という点でも申し分のないものもあれば、デザイナーの個性が全面的に押し出された作品でもあるデザイナーズ家具もある。どちらも職人の持てる技術を用いて華やかな家具として作り出されているものだが、アジアン家具とモダン家具に関していえばそうした派手さこそ押し出されることは無いにしても、使用している素材から生まれる美しさによって前2つの家具たちに引けを取らない存在感を持っている。色んな意味で正反対だが、色んな意味で共通点を備えている、アジアン家具とモダン家具とは総合的に見ても好対照な存在だといえる。

アジアン家具を大いに語る!

日常生活で使用する家具、どうせならそれは自分のこだわりを最大限生かしたもので統一したいもの。その中には『アジアンテイスト』な家具を導入したいと考えている人もいるだろう。また勧められてアジアン家具を導入してみたいと思っている人もいるはず、このサイトではそんなアジアンテイストの魅力を徹底的に紹介し、さらに他の家具との違いといった豆知識情報を提供するサイトです。