マホガニーに匹敵する人気のチーク

銘木の1つ

マホガニーと同様、現代において使用されている樹木として、そして木材という素材という意味でマホガニーに匹敵するともいわんばかりの品となっているのが、ここで話をする『チーク』と呼ばれる樹木だ。またマホガニーと同様に世界的な視点からしても、木材としての品質に関して言うならば世界最高クラスで、マホガニーと遜色ないほどの木材として大きな可能性を秘めている。そんなチークを使用したアジアン家具もまた人気のある品となっているが。高級木材としての知名度が高いこともあって、これまでにチークを使った建築物には名の知れたものとしてオリエント急行や豪華客船として、一度は乗って見たいという人も多いと思うクイーンエリザベス2号などに使われているという。

ただチークも高級木材としてその名が知られていたためか、現在では植生されたものが需要に回されているが、一時期はマホガニー同様に乱獲されすぎてしまったがため現在は大半の地域で生えていても伐採することを禁止しているところがほとんどだ。また、商品としても輸入出などについても規制がかけられているため、日本国内で現物を見るのも稀少な木材だと言われている。

現在は植生などで再び繁殖させようとしているが、チークという樹木そのものが生育そのものがあまり早くないため、個体数を何とか増やそうとする取り組みこそなされてるが、成果を挙げるためにはまだまだ時間が掛かると見た方がいいだろう。

チークの特徴

マホガニーと同様、木材としては高級品と知られており、世界的に見ても銘木として評価されていることを念頭におけば、それがいかに価値があるものかだが、純粋な意味で材質として非常に優れた性能を備えている。

性能について

  • ・硬く強靭で、耐久性はもちろん耐水性にも優れている。
  • ・病害虫などに侵食されることもなく、また乾燥後に裂けにくく寸法が狂いにくい。
  • ・木材の中でも加工がしやすくなっている。

木材としての性能だけで見れば言うことなしだろう、それこそマホガニー同様に高級木材として知られていることにも納得がいく。加工しやすいからこそなのかもしれないというのもあるが、この木材の色んな意味で注目したい性能は日に焼けた場合のことだ。大半の木材は日焼けしてしまうと色の濃いところが変色してしまうなどの変化をもたらしてしまい、作品としての価値を下げかねないことになってしまう。そんな現象に見舞われたら悲しい限りだが、このチークに関して言うなら日に焼けて木目の色が薄くなってしまった場合でも、その薄い部分が濃くなって行くことで色の差異を縮めていくという、面白い展開が見られるという。おそらくこんなところでもそこから高い人気を獲得していると言っていいだろう。

実際の用途例

チークが材料として使用されていたのは先に話したとおり電車や船舶といったものに使用されているわけだが、基本的に耐水性という利点を生かして過去の歴史という観点も含めて考えると、船の材料としてやはりマホガニーと同様EU諸国を中心に流通していたが、マホガニーと比べるとその利用用途は明らかに異なっている。どういうことか、マホガニーに関してはアンティークとして分類される非常に成功された家具として使用されていることが多いのに対して、チークについては当時実用可能な船体の材料として最適とされていたのが、このチークだ。強靭且つ堅牢と称するに相応しく、耐久性と耐水性という点も相まって当時は船体を作るためにチークは不可欠だった。

だがどうしてそこまでチークを利用することにこだわったのかというと、当時が大航海時代だったことも関係している。それは当時は諸国が植民地を広げようとする活動が盛んだったこと、自国の領土を少しでも増やしていくためにはヨーロッパ各地だけではなく、移動手段として船を生かして様々な大陸を占領することで自らの力を誇示するためにも、造船に関しては手を緩めることができなかった事業だった。

列強諸国との力関係を維持するためにも、優れた軍備を整えていなければならない、植民地を拡大することで自国の海軍としての力を発揮するためにも、チークのような木材として耐久性が高く、攻撃を凌ぐこともできる性質に関しては利用しなければならなかった。そうした時代背景も相まってチークはそれこそこれ見よがしに乱獲されることとなるが、マホガニーとの違いとしてはあくまで自国において有効活用されるために伐採していると、当時としては大義名分は万全だったが、今となってはもはや過去の黒歴史だと称するにふさわしいところでもある。

船体などを解体して入手している

現在ではワシントン条約によって規制対象品としてかけられているため、思うような良品を入手する事はマホガニー同様に非常に困難となっている。ただ、伐採したばかりのチークは建築材としては少しばかり不適切なものとなっている。どうしてかというと、伐採後のチークは水分を多量に含んでおり、反りや割れといったものが激しいため、まともに使用することは出来ないからだ。そのためチークを本当の意味で使用するためにはまず乾燥させるところから始まり、そうして乾燥した後のものがいわゆる高級品として知られている。

そのため、過去船体の材料として使用されていたチークなどが重宝されており、再利用することで現在の市場に流通している。ただそれでもその中で本当に品質製の高いものが出回ることは少なく、めったな機会でも恵まれなければ利用することも出来ないと言われている。一度は見てみたいと思ってもそれがかなわないというのだから、中々歯痒いところだ。新しい樹木を伐採してもまずは乾燥させてからでは、高級品として多額の利益を獲得することが出来ない。そういう意味ではチークはマホガニーと比べたら裏社会の人間にしてみれば少しばかり利用勝手が悪いものなのかも知れない。

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